今回は、ちょっとしたメンテナンス記録です。
ハイドロ(油圧)ブレーキがルースになってきたのでエア抜きをします。
まずは、キャリパーを外しましょう。アーレンキーで2本のボルトを外します。
細かいパーツは紛失させないために、トレーがあると便利です。
パットを外しパーツクリーナーで洗浄しておきます。
ホームセンターで400円くらいで購入できるので、あると便利ですので常備しておきましょう。
次にパットを外したキャリパーの隙間に、写真のような黄色いガイドを差込ます。
こうすることで、レバーを握ってもキャリパー内のポットが飛び出すことを防げます。
何回か握ると外れてしまうので、シャフトを通して固定させておく方がいいでしょう。
次にキャリパーのオイルキャップを外し、チューブを通します。
一方、ブレーキレバーには、シマノのブリーディングキットにある漏斗をとりつけ、
ブレーキオイルを底が隠れるくらい入れておきます。
栓を抜き、底の穴がオイルで満たされていることを確認します。
ここで、ブレーキレバーを握ってみます。泡がプクッとでてきます。
次にレバーを握った状態で固定します。
マジックテープバンドがあると、1人作業には便利です。
キャリパーのオイルネジを7mmのメガネレンチで一瞬だけ緩めます。
目安としては、オイルが1cmも上がってくれば十分です。直ぐに閉め戻します。
シュワっと泡が出てくるのが確認できます。
あとは、ブレーキレバーを何回か強く握れば、漏斗の中からプクプクと泡が出てきます。
ブレーキホースをゆすったり、レバーの水平を変えたりするとエアを搾りだせます。
これでエア抜き作業は終わりです。
次は、キャリパーを元に戻していきましょう。
キャリパーのガイドを外し、パッドを元に戻します。
キャリパーを台座に戻し、仮止めしたら、ブレーキレバーを握った状態で固定して
ボルトを本締めします。
こうすることで、左右適正な位置に固定できると思います。
正しいやり方かわかりませんが、微調整がいらないので、いつもこうしています。
オイルが付いていると変色の原因になるので、パーツクリーナーで洗浄しておきます。
漏斗に残ったオイルも、もったいないので、ボトルに戻して再利用します。
慣れれば、10分くらいで、道具もこれくらいあればできるので、
試してみてはいかがでしょうか。ご本人の責任でお願いします。
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