2016年7月12日火曜日

ドライブトレインの組み替え #2

前回のレポートに続き、ドライブトレインの取り付けについてまとめてみます。

まずは、ホローテック2 (HOLLOWTECH) の取り付けからです。
取り外したBBは、鉄の塊というか、本当に重いやつで、それだけで370gあります。
それに対して、軽いホローテックは、魅力的なアップグレードパーツです。
中空のクランク越しに向こう側が見えるのも軽量化の演出ですね。

取り付けも簡単で、左右を間違えずにプリントされている締め方向に、
専用工具を使って、わりとキツメに締めてあげるだけです。















次はクランクの取り付けになります。
最近の流行にあわせ、フロントダブルにしました。ShimanoのXT FC-M785をあわせます。
クランク長は、ライダーの身長にあわせ175mmとし、歯数は在庫の関係で、
38-24Tの一番小さいコンビネーションとなりました。
取り付けは、右側のチェーンリングがある本体をホローテックに通し、
プラスチックハンマーで布をあてて最後まで押し込みます。
左側のクランクを差込み、つめをあわせ2本のボルトを締めれば完了です。















リアディルーラーは、ボルト1本で締めればOKです。
リアディルーラーは、SLX RD-M675のSGSとなりました。
カセットの歯数が11-34Tのため、トータルキャパシティー((38-24)+(34-11)=37)が
37でしたので少し長めのSGSとなりました(36以下であればGS)。















フロントディルーラーの取り付けは、ガイドシールがあるので
正しい位置に調整し、ボルト1本で固定します。
今回は、ダウンスウィング式を選びました。ケーブルルートはトッププルです。
個人的にはトップスウィングが好きですが、TREKのオリジナルの形状を尊重しました。















シフターを取り付けます。
フロントシフトは、2モードで2速と3速に切り替えるレバーがあるので2速に設定します。
ワイヤを通す前に、潤滑油(5-56)をシュットかけるのが、お約束です。
ワイヤのカットは写真のようにマスキングテープを張っておき、
カットした衝撃で寄り線がほぐれてしまうのを防ぐとよいでしょう。















カセットは、SLX HG81 10速です。歯数は11-34Tになります。
工具(TL-LR15)でロックリンクを締めれば取り付け完了です。















チェーンの取り付けです。
長さは、ディレーラーを通さず、フロントトップ、リアローにあわせ最大長にします。
このとき、リンクが2つあまると所でカットします。
チェーンの文字が外側になるように向きを合わせ、ディレーラーを通し
チェーンをピンでつなげば完了です。















シフターの調整を行います。、
ワイヤーをフロントはロー側、リアはトップ側でワイヤのたるみのない位置で仮止めし、
ストローク調整では、アジャストボルトを適切な位置になるまであわせます。
後は、シフターの調整ネジで微調整すれば、だいたい合わすことができるでしょう。
何回かやっているうちに簡単にできるようになると思います。

最後に、ブレーキレバーとグリップとペダルを元に戻せば完成です。
















以上、簡単にまとめてしまいましたが、2時間くらいの大仕事となりました。
重さは、13.95kgで、590gの減量となりました。

Install Parts
Shimano XT FC-M785  38\24T 175 (805g) -13,217yen
Shimano XT HG95  (285g) -2,142yen
Shimano XT FD-M786 TopPull (143g) -2,570yen

Shimano SLX RD-M675 SGS (310g) -3,979yen
Shimano SLX SL-M670 (298g) -4,891yen
Shimano SLX CS-HG81 11-34 (343g) -2,448yen


0 件のコメント:

コメントを投稿