2018年1月9日火曜日

Cannondale Trail2 SL #2 サスペンションフォーク準備

今回は、27.5インチ用のサスペンションフォークを調整します。
RZ120でも使用しているRockshox Reba RLTです。
Tapered 100mm QRのソロエアサスペンションです。
海外通販で激安で出ていたので、以前まとめ買いしてストックになっていた1本です。














このままTRAIL SLにインストールした場合、
27.5インチのためクラウンレース下長(トラベル)が長く、
フロントがアッパー気味になり、ジオメトリが狂ってしまいます。
そこで、ストロークを80mmに変更し、20mm短くすることにしました。

以前、Trail26インチ号で変更した手順は、こちらで記載していますが、
備忘録として書き留めておきます。

変更前にトラベルの長さを測っておきます。490mmありました。














こちらが使用するスペーサで、1つが10mmなので2ついれて20mmとして利用します。














今回使用するツールは、こちらになります。
スナップリングフライヤが必要です。














まずは、リバウンドダンパーアジャスターをすぽっと手で抜きます。
特に工具は必要なく、引き抜くだけです。














エアーを抜いてから、24mmソケットレンチを使って、
アッパーチューブのエアー側のトップキャップを外します。














ドライブ側のナットをアーレンキーで半分緩め、プラハンでたたきます。
シャフトが奥に押し込めたら、ナットの残り半分を緩め外します。

非ドライブ側も同様にナットを半分緩め、プラハンでたたき、シャフトを押し込みます。














両方のシャフトが押し込まれれば、ロアーレッグからアッパーチューブを抜くことができます。
ちょっと力が要りますが、決してロアーレッグのアームをハンマーでたたかないでください。
理由は分かりませんが、壊れると説明書に書いてありました。
なかなか抜けない時は、シャフトの押し込みがあまい場合が多いです。














次にアッパーチューブからシャフトを取り外します。
スナップリングフライヤを使って、リングを外すとシャフトが取り出せます。














説明書を参考にしながら、指定の箇所にスペーサーを入れます。














今回は、100mmから80mmに変更するため、10mmスペーサーを2個いれました。














シャフトはフォークオイルを浸し、アッパーチューブに差込み、
スナップリングを取り付け、元に戻します。














ダストシールに5mlのサスペンションオイルを散布します。
サスペンションオイルは、15wtが指定されているので合わせましょう。














オイルが、こぼれないようにロアーレッグを差し込み、
ナットとリバウンドダンパーアジャスターも元に戻します。

最後にポンプを使ってエアーを入れれば完了です。














さて、変更後の長さを測ってみますと、トラベルが473mmになりました。
これできっちり20mm短くすることができました。
26インチのサスペンションのトラベルがカタログ値で473mm±5mmとなっているので、
これで、26インチのフレームに27.5インチ80mmのサスペンションを入れても
ジオメトリーが狂うことがなくなりました。















ROCKSHOX Reba RL
ストローク:100mm
アクスル:9mm QR
ホイール:27.5インチ
重量:1510g
コラム:テーパーアルミ 1.5 to 1 1/8
スプリング:ソロエアー
ダンパー:モーションコントロール
アッパーチューブ径:32mm
スプリング調節:リモートロックアウト

Install Parts
ROCKSHOX Reba RL (1510g)   -23,777yen

現在: 3105g
今回の支出: 23,777円
実装: 36,277円

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